海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

肥満手術後に長期的な代謝適応はみられない
Resting Metabolic Rate, Total Daily Energy Expenditure, and Metabolic Adaptation 6 Months and 24 Months After Bariatric Surgery [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Obesity
年月:March 2018
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
肥満手術後に長期的な代謝適応は得られるのか。Mayo ClinicのLevineらは、Longitudinal Assessment of Bariatric Surgery-2(LABS-2)研究登録肥満患者を対象に、肥満手術前と比較した術後6ヶ月・24ヶ月の安静代謝率(RMR)・1日エネルギー消費量(TDEE)の変化を実測した(n=25)。
【結論】
手術6ヶ月後、BMI・体脂肪・除脂肪体重は減少した。RMR・TDEE値は有意に低下し、得られたエネルギーバランスは-1,293kcal/dであった。このようなTDEE低下は24ヶ月までに非有意となり、24ヶ月での負エネルギーバランスは-379kcal/dであった。
【評価】
肥満手術に関しては、死亡や心血管疾患への総体的効果に関して「短期は間違いなく、長期効果もおそらくある」というメタアナリシスが出ており(https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/dom.12922)、この研究のように詳細な代謝パラメーターに関する長期研究が必要となってきている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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