海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

乳製品摂取に運動と同等の抗肥満効果:ラット実験
Dairy Attenuates Weight Gain to a Similar Extent as Exercise in Rats Fed a High-Fat, High-Sugar Diet [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Obesity
年月:October 2017
巻:25
開始ページ:1707
【背景】
タンパク質が豊富な乳製品の摂取は、肥満予防に効果的であると言われている。カナダUniversity of GuelphのWrightらは、肥満ラット(n=47)を用いて酪農飼料・運動の単独および併用の体重に与える影響を検証した(カゼイン+運動なし[casein-S]、カゼイン+運動[casein-E]、酪農飼料+運動なし[dairy-S]、酪農飼料+運動[dairy-E])。
【結論】
酪農飼料または運動単独より、dairy-Eは体重増加を抑える効果が高かった。脂肪組織および肝重減少は、dairy-S・casein-E・dairy-Eで同程度であった。総脂質排泄量は、casein-S・dairy-Eと比較してdairy-Sで多かった。
【評価】
ヒトレベルで乳製品が抗肥満・DM的であることを示した古典的CARDIA研究があるが(http://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/194858)、完全コンセンサスとはいえず、動物レベル実験が必要である。ここでの結果は、酪農飼料の摂食に運動と同等の体重増加抑制効果がある、という面白い仮説を提起して、臨床的検証を促した。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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