医療裁判紹介バックナンバー

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コラム:試用期間中に看護師の能力不足が発覚した場合はどうすれば?

2020年02月19日
Q.当院が新卒採用し試用期間中である看護師は、ミスが多く、患者からのクレームが後を絶ちません。この看護師の本採用を拒否しようと考えているのですが、試用期間中なので本採用を拒否しても特に問題はないのでしょうか。

医療裁判:入院患者の子の申し入れに基づく別の子の面会制限

2020年02月06日
認知症と診断されていた患者がうつ病で入院した。患者の実子は,患者が不動産に関する契約を進めていたことを心配し,「本人がよく分からないままに何かを書いたり印鑑を押したりするのが心配である」と自分以外の者と患者との面会を制限することを申し入れた……(東京地方裁判所平成24年3月7日判決)

コラム:いわゆる患者紹介ビジネスの禁止について

2020年01月22日
Q.有料老人ホームの運営者が入居者を医師に紹介した上で「紹介料」を要求する等といった、いわゆる患者紹介ビジネスが禁止されたと聞きましたが、その内容について教えてください。

医療裁判:心電図モニターのアラーム対応について

2020年01月09日
小脳出血の結果,人工呼吸器を装着して入院していた患者(女性,昭和20年生まれ)が,夜間に気管カニューレが抜け,低酸素血症で死亡した……(大阪地方裁判所平成28年10月7日判決)

コラム:テナントビルのオーナーから退去を求められた際の法律関係

2019年12月26日
Q.父の代からテナントビルの1区画を借りて(契約期間2年,双方ともに異議がなければ同一条件で自動更新)地域密着の内科・小児科クリニックを約25年間経営しており,現在は私が同クリニックの管理者です。昨年,ビルのオーナーから老朽化に伴い,ビルを建て替える可能性があると告げられていたのですが,今月に入って,1年後の契約満了日には立ち退いてもらうように言われました。

医療裁判:匿名の医師意見書を提出することの意味

2019年12月13日
患者(男性,当時41歳)が,松果体腫瘍摘出術を受けたところ,手術後に生じた脳内血腫のため,脳が器質的損傷を受けて高次脳機能障害,軽度右片麻痺,四肢筋力低下等の後遺障害が残り,要監視,要介護の状態になった……(最高裁判所平成28年7月19日判決)

コラム:患者さんから氏名で呼び出さないでほしいと言われた場合の対応について(その他、個人情報の取り扱いについて)

2019年11月29日
Q.当クリニックでは,待合室から診察室に患者さんを誘導する際や会計の際,患者さんを氏名で呼び出します。ある患者さんから,「個人情報が他の患者に漏えいしてしまう,氏名での呼び出しをやめてほしい」と要望を受けました。要望にどのように対応したらよいでしょうか。

コラム:患者が治療費を支払ってくれないときの対応は?

2019年11月22日
Q.ある患者が当院で手術を受け,その後1ヵ月ほど入院していました。その治療費が50万円になるのですが,未だに支払ってくれていない状況です。どうしたらよいでしょうか。

医療裁判:薬剤の適応外使用と添付文書との関係

2019年11月08日
美容外科において顔面皮膚再生治療の施術後,患者(女性,昭和43年生まれ)の顔面に膨らみやしこりが生じた。施術時に皮下注入された液体に褥瘡・皮膚潰瘍治療剤であるトラフェルミンの溶液を含んでいたことから,トラフェルミンを適応外使用した点に過失があるとして,患者が医療機関および医師に対し損害賠償を求めたが,裁判所は請求を棄却した。(大阪地方裁判所平成28年3月15日判決)

コラム:職員への金銭貸付における留意点-2

2019年10月31日
Q.当クリニックに勤務する看護師から、子供の学費に充てるための融資の依頼を受け、100万円を貸し付け、毎月の給料から2万円を天引きする形で分割返済を受けてきました。その後、2年経過し、融資金の残額が52万円残っていたのですが、突然、裁判所から看護師の破産手続開始決定通知書が届きました。看護師から残金52万円を支払ってもらえるのでしょうか……。
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