光干渉断層計のハイスペックモデルRS-3000 Advance発売

株式会社ニデック
2012年4月4日

当社は、眼底にある網膜の断層画像を撮影する装置"光干渉断層計"の新モデル「RS-3000 Advance(アールエス3000 アドバンス)」を発売します。

販売名:光干渉断層計 RS-3000 Advance
発売日:2012年4月5日(木)
機器分類:管理医療機器/特定保守管理医療機器
認証番号:224AABZX00039000

光干渉断層計は、網膜の断層画像(OCT画像【*1】)を撮影する眼科医療機器です。この機器を用いることで、患者の網膜の形状・状態を非接触かつ無侵襲で把握することが可能になります。最新モデル「Advance」では、網膜の断層画像の撮影に加えて、網膜の後ろにある脈絡膜【*2】が鮮明に撮影できるようになりました。脈絡膜の状態を把握することは、眼科診療の研究課題となりつつあり、今後、さらなる眼疾患の解明が期待できるものです。また、従来モデルよりも高感度かつ高精細な撮影機能や、撮影ミスを低減させるための眼底追尾機能など、新たな機能も搭載されました。

加速的に普及しつつある光干渉断層計において、当社は、ハイスペックモデルの「RS-3000 Advance」とライトスペックモデルの「RS-3000 Lite」の2モデルを展開することで、医療施設のニーズにあった製品を提供します。当社は、今後も高性能かつ簡易な操作性をもった製品開発を実現し、眼科業界に貢献してまいります。

【注】 *1) OCTとは、Optical Coherence Tomographyの略で、光の干渉性という性質を利用して、物体内部の様子を断層画像として撮影するための技術です。眼科医療機器としては、赤外光の照射により網膜の断層画像を撮影する検査装置を言います。

【注】 *2) 脈絡膜とは、網膜の外側にある膜で、多くの血管が存在し網膜や眼全体へ酸素や栄養を運ぶ組織です。

企業サイトURL
http://www.nidek.co.jp
ニュース・プレスリリース
http://www.nidek.co.jp/news/2012/20120404.html

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