眼底を断層撮影する"光干渉断層計 RS-3000"がレーザー学会産業賞を初受賞

株式会社ニデック
2011年4月25日

当社が開発し、2009年から販売している眼科医療機器"眼底用光干渉断層計(スペクトラルドメインOCT)"が、第三回レーザー学会産業賞「奨励賞」を受賞しました。

レーザー学会産業賞は、社団法人レーザー学会によって毎年選考されています。 企業が開発・実用化した製品や新技術のうち、レーザー・光関連の産業を通じて社会の発展に貢献していると認められたものに対し授与されます。 中でも「奨励賞」は、新規技術により市場における将来性が期待されるものが受賞の対象となります。 なお、当社のレーザー学会産業賞受賞は今回が初めてです。


眼底用光干渉断層計(販売名:光干渉断層計 RS-3000)は、赤外光で眼底を高速スキャンし、 網膜の断層画像(OCT画像)を撮影する装置です。観察画像として赤外レーザー光による高精細な正面画像(SLO画像)を採用し、 疾患部位を捉えやすくしました。撮影した断層画像の解析に用いるソフトウェアも充実しており、医師による網膜の観察や、 緑内障をはじめとする眼底疾患の診断を支援します。 また、専用の撮影アダプターを取り付けることにより、眼底だけでなく角膜などの観察や解析もおこなえます。

当社は、今回の受賞について、長年培ってきた光学技術を活かし、 また医療現場のニーズを的確に捉えた製品を開発したことを高く評価されたものと受け止めております。 今後も、眼科医療業界に貢献できるよう、光学技術の研究や、より良い製品開発を進めてまいります。

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ニュース・プレスリリース
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