測定前後の手間軽減で検査業務の効率化に貢献 グルコース(血糖)測定装置をモデルチェンジ 検体バーコードの自動回転読み取り機能と検体マップを搭載
- アークレイマーケティング株式会社
- 2024年3月22日
アークレイ株式会社(本社:京都市上京区 以下、アークレイ)は、2024年3月13日(水)にグルコース(以下、血糖)測定装置「アダムス グルコース GA-1180」を発売しました。アークレイが約50年前から手掛けてきた、糖尿病の検査項目である血糖測定装置のモデルチェンジであり、測定時に検体容器を回転させて、容器のバーコードを自動で読み取る機能の搭載で、測定前に容器の向きを揃えてセットする手間がなくなりました。また、検体のセット位置と測定状況が一目でわかる検体マップの搭載で、再測定が必要な検体のピックアップが容易となり、検体を探す手間が軽減しました。忙しい検査室業務のなかで、検査業務の効率化と負担軽減に貢献します。
このたびアークレイが発売した「アダムス グルコース GA-1180」は、糖尿病の検査項目である血糖を測定する最新機種です。
当社の自動糖尿病検査システム・アダムスシリーズの一つとして、血糖を高精度・迅速に測定できる基本性能をベースに、ユーザビリティの向上のため、新機能を追加しました。
検体容器バーコードの自動回転読み取り機能
検体容器のバーコードを読み取るため、従来製品では測定前に容器の向きを揃えてセットする必要がありました。 GA-1180では、バーコードの自動回転読み取り機能を搭載。検体セット時に、容器の向きを揃える手間がなくなりました。バーコードの読み取りミスによるエラーも防ぐことで、検査時の手間を軽減します。
検体マップ
従来製品では再測定の結果が出た際、紙の測定結果を確認し、検体容器に貼られたIDと照らし合わせて該当の検体を探す必要がありました。 GA-1180では、検体の測定状況がわかる検体マップ機能を搭載。再測定が必要な検体がセットされた位置が一目でわかるため、一つひとつIDを確認して検体を探す手間がなくなりました。
操作パネルには10.1インチのタブレットを採用したことで、従来品と比較し、一度に多くの情報を表示できるようになりました。図形やイラストなどを用いたグラフィカルな表示画面で、直感的な操作が可能です。
アークレイはこれからも幅広いニーズに対応できる製品を開発し、糖尿病医療の現場に貢献していきます。
製品概要
この製品は「アークレイマーケティング株式会社」が販売します。「アークレイマーケティング株式会社」はアークレイの日本国内の販売統括会社です。
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