海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

インフルエンザの心筋梗塞リスクを確定
Acute Myocardial Infarction after Laboratory-Confirmed Influenza Infection [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:January 2018
巻:378
開始ページ:345
【背景】
インフルエンザと急性心筋梗塞(AMI)との関連が多く報告されてきたが、検査法を特異化した厳密な研究は少ない。カナダInstitute for Clinical Evaluative SciencesのKwongらは、self-controlled case-seriesデザインを用いて、PCR を含む特異的検査で確定したインフルエンザ感染とAMI発症の関連を検討した(n=19,045)。
【結論】
対照期間と比較して、感染後リスク期間におけるAMI入院の発生率比は6.05であった。7日目以降にはこの発生率差は消滅した。ウイルス感染後1週以内のAMI発症率比は、B型インフルエンザで10.11、A型インフルエンザで5.17、RSウイルスで3.51、他ウイルスで2.77であった。
【評価】
古典的な英国研究(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23048170)を厳密に確定した結果で、リスクが5倍前後はね上がるという結果も同じである。例数は少ないが、ウイルス確認が厳密な点が強みとなる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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