人工呼吸器関連肺炎(VAP)の感染リスクを低減カフ圧自動調整器「カフキーパーDX」を販売開始

トクソー技研株式会社
2021年7月1日

トクソー技研株式会社(大分県宇佐市、代表取締役社長:徳永修一)は、気管チューブのカフ圧を自動的に調整し、キープするカフ圧自動調整器「カフキーパーDX」を2021年7月1日より発売します。人工呼吸器を装着した患者は、挿管チューブや気管切開チューブのカフ部から換気の漏れ、唾液の垂れ込み、気管壁の圧迫等が生じて重篤な事態を引き起こす恐れがあります。カフ圧自動調整器「カフキーパーDX」は、カフ圧を設定した圧力に調整、保持しますので、病院や在宅において安全なカフ圧管理のために貢献致します。

■特長
(1)長時間カフ圧を自動で調整、保持
(2)エアバッグ内臓でカフ圧の変動を吸収
(3)内部バランサーで設定圧を自動調整、保持
(4)内臓ポンプでカフ圧を楽々設定
(5)異常低圧、異常高圧はブザーでお知らせ
※カフの自然脱気等の為、1日1回の補充操作が必要です。



■カフ圧管理について


(1)カフ圧が低い場合の問題気管チューブ挿入中の患者は、口腔、鼻腔内の分泌物の垂れ込みや誤嚥により、人工呼吸器関連肺炎(VAP)を引き起こす恐れがあります。人工呼吸器使用中の「空気漏れ」は換気量の低下につながり、呼吸状態の悪化になります。
(2)カフ圧が高い場合の問題カフ圧が高くなると気管壁を圧迫し、血流の中断や壊死を引き起こし、気管を拡張する恐れがあります。

■カフ圧自動調整器「カフキーパーDX」の必要性
<体動等によるカフ圧の変化>
体位変換や蛇腹管の移動により、瞬時にカフ圧が変動します。



<カフキーパーDXによるカフ圧自動調整>
カフ圧は日常的に変動していますので、都度のカフ圧調整でカフ圧を常時適正圧に保つことは難しく、カフ圧自動調整器「カフキーパーDX」で24時間適正圧に保持されているのがベストです。



■仕様
品名:カフ圧自動調整器「カフキーパーDX」
品番:00206A00
医療機器区分:一般医療機器
医療機器届出番号44B2X1000100206A
一般的名称気管内:チューブカフインフレータ
測定範囲:0〜70hpa
本体寸法:W85×D75×H175(mm)
電源:単4乾電池2本
重量:350g

■発売日2021年7月1日

【お問い合わせ先】
トクソー技研株式会社
営業部 マーケティングT 石田忠
TEL:0978-33-5595
FAX:0978-33-5596
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