体圧検知センサー「SRソフトビジョン」がCEマーキングに適合
〜欧州での販売開始を見据え、「MEDICA 2018」に出展〜
- 住友理工株式会社
- 2018年11月5日
住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 社長:松井徹)は、体圧検知センサー「SRソフトビジョン」がこのたび、欧州市場への参入を目指し、医療機器としてCEマーキングに適合したことをお知らせいたします。
SRソフトビジョン(欧州版)
「SRソフトビジョン」は当社開発の柔らかく丈夫なゴムでできた圧力検知センサー「スマートラバー(SR)センサ」を応用した製品で、体圧分布やバランスを可視化するシート型のセンサーです。床ずれ防止のための体位変換や車椅子用クッションの選定をはじめ、リハビリ支援などで介護士や看護師、理学療法士に活用されています。本製品は専用のソフトウェアをインストールしたPCやタブレットなどの端末と本体をUSBで接続するだけで使用することができます。
本製品は5月に、欧州で販売するために必要なCEマーキングに適合しました。また端末にインストールするソフトウェアも英語・ドイツ語に対応し、欧州市場での製品販売の準備が整いました。シートの大きさは縦横45cm×45cm、重量は260gと持ち運びも容易です。誰でも簡単に使用できる本製品の特長を生かし、医療・介護施設だけではなく、欧州では一般的な在宅介護での利用も視野に、同地域での拡販活動を進めていきます。
当社は、本製品の欧州での今年度中の販売開始を見据え、昨年に引き続き11月12日(月)からドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で開催される国際医療機器展示会「MEDICA 2018」に出展。英語・ドイツ語に対応した「SRソフトビジョン 欧州版」を出品します。欧州での販売網の確立に向け、本展示会では医療機器商社や販売代理店との関係構築を図ります。
<展示品紹介>
>>SRソフトビジョン
利用者の体圧分布やバランスをPCなどの端末に表示できるシート型のセンサーです。独自開発のゴムでできたセンサーを採用しているため柔軟で伸縮性があります。シート部分を柔らかい素材で構成しているため利用者に違和感を与えません。2013年に第1弾となる「分布版」と圧力を数値化する機能を持つ「数値版」を発売して以降、タブレットなどのモバイル端末で使用可能な「無線版」、頭から足先まで全身の圧力分布が計測できる「全身版」など、使用シーンに合わせて製品ラインアップを拡充。今回出品する「欧州版」は「数値版」をベースに英語・ドイツ語に対応した製品です。床ずれ防止のための体位変換や車椅子用クッションの選定をはじめ、リハビリ支援などでも活用されています。
SRソフトビジョン(欧州版)
表示画面イメージ
<開催概要>
展示会名 MEDICA 2018
会期 11月12日(月)〜15日(木)
会場 ドイツ・デュッセルドルフ見本市会場
ブースNo. ホール10 C56
ブースイメージ
※ブース中央が当社展示エリア
<住友理工について>
住友理工は1929年に創業し、名古屋市中村区に本社を置くモノづくり企業です。2014年に東海ゴム工業から社名を変更しました。自動車(モビリティ)分野では、振動を制御する世界トップシェアの防振ゴムのほか、ゴム・樹脂ホースや、ウレタン製の制遮音品・内装品を製造。自動車部品の開発で培った技術を生かし、インフラ・住環境、エレクトロニクス、ヘルスケアの各分野でも事業を展開しています。23ヶ国106拠点に広がるグローバルネットワークを活用して、世界中の人々の安全・快適・環境に貢献する"Global Excellent ManufacturingCompany"を目指しています。
【お問い合わせ先】
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