胸骨圧迫 訓練評価システム「しんのすけくん」の「SR無線化ユニット」新発売

住友理工株式会社
2018年10月1日

 住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役社長:松井徹)は、心肺蘇生法(心臓マッサージ)の訓練をサポートする胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」のオプション品「SR無線化ユニット」を10月1日(月)に発売しました。



 「しんのすけくん」は、当社開発の圧力検知センサー「スマートラバー(SR)センサ」を応用した製品。心臓マッサージの訓練において重要な要素である圧迫位置、圧迫の深さ、リズムなどを検知、要素ごとに得点化し、客観的に評価することで、これまで勘や感覚に頼っていた訓練の質の向上を図るものです。「右」「左」など音声ガイドによる適切な圧迫位置の指示が受けられるほか、画面表示により訓練結果がリアルタイムに受講者にフィードバックされるため、よりスムーズに正しい心臓マッサージの方法を習得することが可能です。

 2016年3月の「しんのすけくん」発売当初より、実際に使用した救急救命士の方などから、「搬送時の訓練にも使いたい。接続コードが無い方が、より実践に即した訓練に使用できる」といった感想をいただいてきました。実際の救急救命の現場では、「絶え間ない胸骨圧迫」が求められており、ストレッチャーなどで患者を搬送する間も、胸骨圧迫を継続的に行うことが必要なためです。

 このようなご要望にお応えし、「SR無線化ユニット」を開発。無線化により表示機(パソコンやタブレットなど)との接続コードが不要となり、幅広い訓練に対応できるようになりました。また、表示機を使用せずにSR無線化ユニット単体での測定も可能で、通信環境が悪い場所でも訓練ができます。さらに、1台のSR無線化ユニットに対して、複数の表示機へ接続が可能であるため、訓練を多人数で同時に確認することができ、救急救命士養成校の授業や一般の救命講習の場でも、広く活用していただけると考えています。

 当社は、万が一の時に正しく心肺蘇生が行える人材の裾野を広げることが、使命だと認識しています。「しんのすけくん」の普及を通じて、より多くの人が安心して健やかに暮らせる社会の実現を目指してまいります。

<特徴>
・表示機(パソコンやタブレット、スマートフォンなど)とWi-Fiで無線接続。
・1台のSR無線化ユニットに対して、複数の表示機へ接続が可能。
・画面表示には専用アプリではなく、インターネットブラウザ(例:Google Chrome、Internet Explorer、サファリなど)を使用しており、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで使用が可能。
・従来通り、データは訓練後に自動保存される。データはmicroSDカードに保存され、カードを取り出して、パソコンのしんのすけくん用ソフトウェアでも確認が可能。
・表示機を使用せずにSR無線化ユニット単体でも測定が可能。

<仕様>


※「スマートラバー」および「しんのすけくん」は住友理工株式会社の登録商標です。

以上

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