小中学生向け「おちつき度測定装置」の発売

〜子育てで悩まないで〜早く、正しく対処するために

株式会社スペクトラテック
2017年12月13日

医療機器メーカの株式会社スペクトラテック(本社:東京都世田谷区代表取締役社長:大橋三男)は、小中学生を対象とする注意力、多動性、衝動性を総合的に測定する装置「おちつき度測定装置」を12月24日に発売します。この装置はタッチパネルに表示される簡単な問題を解くことで、約5分の短時間で測定できることが特長です。学校生活で悩みを持っている子どもたち、しつけで辛い思いをしている保護者の方を支援していきます。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動する)の3つの症状がみられる発達障害のことです。文部科学省による全国実態調査で、ADHDが疑われる子どもは2.5%とされています1。また小学校に入る頃までに症状が現れる子どもが多いと言われています。
忘れ物が多い、集中力が続かない、落ちつきがない、じっとしていられなく授業中に立ち歩く、ささいなことで友達に手を出す、いきなり大声を出す、乱暴な子という目で見られやすいなど周りに理解されづらく、学校でのコミュニケーションに支障をきたすことがあります。このような行動が原因となり誤解され、しつけがされていないなど言われることがありますが、ADHDは先天的な脳の機能障害によるもので、しつけや育て方の問題ではありません。しかしその障害に気づかずに悩みを持ったまま、生きづらさを感じながら学校生活を送り、大人になってしまう子どもたち、子どもの日頃の言動を周囲の人から聞いて自らの責任を感じている保護者の方も少なくありません。
この装置はいち早くADHDの兆候に気づかせ、または疑いがある場合は早く適切な対処を勧めることを目的としています。教育現場、児童支援の現場でのスクリーニングとして大いに期待できます。医療機関での受診は勇気がいるものです。手軽な測定で、「おやっ?」と思ったら早めの医療機関への受診を促します。
この装置は、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(以下NCNP)が保有する特許権の実施許諾を受け開発した製品です2

1 文部科学省「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」
2 特許第6128651号発明者:NCNP安村明、稲垣真澄

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