バイオトロニックジャパン株式会社は、MRI検査が可能な条件付きMRI対応両室ペーシング機能付き植込み型除細動器4極用イトレヴィア 7 CRT-D QP ProMRIを発売いたしました。

バイオトロニックジャパン株式会社
2015年7月1日

報道関係各位

MRI検査が可能な条件付きMRI対応両室ペーシング機能付き植込み型除細動器4極用
条件付きMRI対応4極左心室リードの発売開始


バイオトロニックジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェフリー・アニス)は、この度MRI検査が可能な条件付きMRI対応両室ペーシング機能付き植込み型除細動器4極用イトレヴィア7 CRT-D QP ProMRIを発売いたしました。

近年、条件付きMRI対応の心臓血管植込み型電子デバイス(CIEDs)は新規植込み手術において機種選定のゴールドスタンダードになりつつあります。イトレヴィア 7 CRT-D QP ProMRIは、本邦では唯一の条件付きMRI対応CRT-D4極用です。本製品は、条件付きでMRI検査が可能になることに加え、横隔神経刺激の回避やよりペーシング閾値が低い極性の選択など多くの臨床的ベネフィットを提供できるため、かねてより医療現場のニーズが高い医療機器です。

イトレヴィア 7 CRT-D QP ProMRIの発売にあたり、一般財団法人平成紫川会 小倉記念病院 循環器内科 主任部長の安藤 献児 先生は、次のように述べています。
「CIEDsが植え込まれる患者様には、洞不全症候群や完全房室ブロック、徐脈性心房細動、心室性不整脈、慢性心不全が基礎疾患にあります。そのような患者様は脳梗塞が一定頻度でおこるために、MRI検査が可能であることが重要な機器選定要素となっています。また両室ペーシング機能付き植込み型除細動器の分野では、4極左室リードが横隔膜刺激反射回避や左室基部ペーシングに利点があることから大切な機器選定要素であります。MRI検査可能な4極左室リード対応機種は、現在のところイトレヴィア 7 CRT-D QP ProMRIだけであり、その意味でも大きな期待がもたれています。」

バイオトロニックジャパン株式会社は、今後も本邦初となる患者様本位の製品導入に努めてまいります。

■BIOTRONIK社について
BIOTRONIK社は世界を代表する心臓血管関連の医療機器製造業者の1つで、ドイツのベルリン本社をはじめとして全世界に5,600人以上の従業員を抱え、100を超える国と地域で事業展開し、数百万個の機器の植込み実績を誇っています。1963年にドイツ初の植込み型心臓ペースメーカを開発して以来、BIOTRONIK社は、市場にいくつものイノベーションを発表してきました。その代表的なものとして、2000年に米国で導入された世界初の心臓植込み型デバイスの遠隔モニタリングシステムであるBIOTRONIK Home Monitoring®や、2012年に欧州で認可された世界初の条件付きMRI対応植込み型除細動器および同両室ペーシング機能付き植込み型除細動器などがあります。

■バイオトロニックジャパン株式会社について
バイオトロニックジャパン株式会社は、ドイツ・BIOTRONIK社の心疾患治療技術をいち早く日本に導入するため、2003年10月に日本ビオトロニック株式会社として設立された日本法人です。2005年9月にバイオトロニックジャパン株式会社と改名しました。ドイツ企業特有の技術力と製品開発力、医師、コメディカルおよび患者さんのニーズを素早く反映するスピードを活かし、今後も日本における先端技術のイノベーションを目指して活動しています。

【お問い合わせ先】
(本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先)
バイオトロニックジャパン株式会社
マーケティング部プロダクトマネージャー
佐々木 博人
Tel: 03-3473-7476
E-mail: hiroto.sasaki@biotronik.com

企業サイトURL
http://www.biotronik.jp/
ニュース・プレスリリース
http://www.biotronik.jp/

最新ニュース・プレスリリース