AIでスマートウォッチECGからEF≦40%を検知:Mayo
Prospective evaluation of smartwatch-enabled detection of left ventricular dysfunction
背景
AIによりスマートウォッチの単一誘導ECGから心機能障害が検知できる、と報告された。
アメリカMayo ClinicのFriedmanらによるもので、参加者2,454名を対象に、2021/8〜2022/2にECG 125,610記録をデータプラットフォームに送信し、異常検知者421名に心エコー検査を行い、LVEFを確認評価した。
結論
AIアルゴリズムによるLVEF≦40%検知のAUCは0.885であった。
評価
AIで安静時12誘導ECGからLVEF低下を検知できる、とした同グループの先行結果(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30617318/)の画期的な拡張・展開である。すでに商用化が進んでいる、という。