進行乳がんでのホルモン療法へのribociclib追加、全生存期間も延長:MONALEESA-7試験
Overall Survival with Ribociclib plus Endocrine Therapy in Breast Cancer
背景
MONALEESA-7試験は、進行したHR陽性・HER2陰性乳がん患者での内分泌療法に加えて、CDK4/6阻害薬ribociclibまたはプラセボを投与する第3相ランダム化比較試験であり、先に初期解析におけるribociclib群での無増悪生存期間の延長を報告している。韓国Seoul National University College of MedicineのImらは、同試験における全生存(二次エンドポイント)の結果を報告した(n=672)。
結論
ITT集団で、ribociclib群の24.8%、プラセボ群の32.3%が死亡した。42ヶ月全生存率はribociclib群で70.2%、プラセボ群で46.0%であった(ハザード比0.71)。アロマターゼ阻害剤投与グループ(n=495)でも同等のベネフィットがみられた(0.70)。二次治療中の進行または死亡までの期間も、ribociclib群で延長した(0.69)。
評価
日本では現時点で開発中止となっているribociclibだが、閉経前乳がんで、PFS結果(https://doi.org/10.1016/S1470-2045(18)30292-4)に続いてOSベネフィットも示した。