超長期研究で、肥満外科手術の肥満DM患者の癌発生リスク大幅低減効果を確認
Association of Bariatric Surgery With Cancer Incidence in Patients With Obesity and Diabetes: Long-Term Results From the Swedish Obese Subjects Study
背景
肥満外科手術は肥満糖尿病(DM)患者の癌発生リスクを低減するか。スウェーデンUniversity of GothenburgのTaubeらは、Swedish Obese Subjects(SOS)study登録同患者701名を対象として、肥満外科手術を行った393名と標準ケアを受けた308名に中央値21.3年の追跡調査を行い、長期癌発生リスクを比較した。
結論
肥満外科手術群の初回癌発生率低減を認めた(aHR:0.63)。女性においては癌発生リスクの低下とも関連した (aHR:0.58)。また、10年追跡調査でのDM寛解は、癌発生リスクの有意な低下と関連した(aHR 0.40)。
評価
SOSでは、女性特有癌に限定した先行研究結果も発表している(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28259424/)。一般に受容されている見解だが、中央値21年という調査の長期性に価値がある。


