地中海食とマインドフルネス瞑想はSGA児出産リスクを低減する
Effects of Mediterranean Diet or Mindfulness-Based Stress Reduction on Prevention of Small-for-Gestational Age Birth Weights in Newborns Born to At-Risk Pregnant Individuals
The IMPACT BCN Randomized Clinical Trial
背景
在胎不当過小児(SGA児)出産リスクが高い妊婦への地中海食、もしくはマインドフルネスを軸としたストレス軽減療法で、SGA児出産を予防できるか。スペインUniversity of BarcelonaのCrovettoら(IMPACT BCN)は、妊娠19-23週目のSGA児出産高リスク単胎妊娠妊婦1,184名を対象として、これを検証するRCTを行った。患者を地中海食介入群・ストレス軽減介入群・標準ケア群に割り付け、地中海食群には1ヵ月2時間の教育セッション、エキストラバージンオリーブオイル・胡桃の無償提供を行い、ストレス軽減介入群には週2〜5時間と全日のマインドフルネスセッションを8週間行った。主要アウトカムはSGA児出産率である。
結論
地中海食介入の主要アウトカム効果を認めた(標準ケアに対するOR, 0.58)。ストレス軽減介入のみでも効果はみられた(OR, 0.66)。複合有害分娩アウトカムは標準ケア群で26.2%、地中海食介入群で18.6%(OR, 0.64)、ストレス軽減介入群で19.5%(OR, 0.68)発生した。
評価
現在SGA児出産予防の有効手段はなく、地中海食・マインドフルネス瞑想の出産アウトカムを検証した研究は初である。マインドフルネスの有効性は近年エビデンスが増えつつあり、妊婦対象の小規模先行研究もある((https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34618309/)。


