アメリカ貧困層肥満者に高強度生活習慣介入
Weight Loss in Underserved Patients - A Cluster-Randomized Trial
背景
アメリカでは社会経済低ステータス住民の肥満が大きな問題となっている。Pennington Biomedical Research CenterのKatzmarzykら(PROPEL)は、低所得層地域のプライマリケア多クリニックにおいて、高強度生活習慣介入肥満治療プログラムの効果を検証するRCTを行った(対照:通常診療、n=803)。一次アウトカムは、24ヵ月での体重のベースラインからの変化(%)である。
結論
高強度生活習慣介入の一次アウトカム効果を認めた(群間差平均:−4.51パーセントポイント)。重篤有害事象に群間差はなかった。
評価
2013ACC/AHAガイドラインに沿って新開発したプログラムである、という。2/3が黒人、年間世帯所得$40,000未満という対象集団の特定は初めてのもので、このような集団の多いルイジアナ州で行われた。実効化キャンペーンが行われよう。


