「赤身肉・加工肉は控える必要なし」という推奨が出現

Unprocessed Red Meat and Processed Meat Consumption: Dietary Guideline Recommendations From the Nutritional Recommendations (NutriRECS) Consortium

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背景

現在の食事ガイドラインは赤身肉・加工肉を非推奨としているが、これを否定する新推奨が現れた。NutriRECSグループ（カナダDalhousie UniversityのJohnstonら）によるもので、「現在までのすべての関連データ」の系統レビューによるものという。

結論

成人は、非加工赤身肉の現状の消費を続ければよく（弱い推奨）、同様に加工肉の消費を続けてよい（弱い推奨）。

評価

「常識」に挑戦する新推奨であり、メディアにも広く取り上げられている（https://www.theguardian.com/food/2019/sep/30/research-red-meat-poses-no-health-risk）。大きな論点は既存のダイエットデータのエビデンスレベルが低い、ということだが、NutriRECSグループの利益相反を指摘する報道も現れている（https://www.nytimes.com/2019/10/04/well/eat/scientist-who-discredited-meat-guidelines-didnt-report-past-food-industry-ties.html）。