T2Dにω3・ω6・PUFAサプリが有効であるというエビデンスはない
Omega-3, omega-6, and total dietary polyunsaturated fat for prevention and treatment of type 2 diabetes mellitus: systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials

カテゴリー
生活習慣病
ジャーナル名
BMJ
年月
August 2019
366
開始ページ
l4697

背景

2型糖尿病(T2D)に対するω3脂肪酸・ω6脂肪酸・多価不飽和脂肪酸(PUFA)サプリの効果に関しては、多くの研究がある。英University of East AngliaのHooperらは、83論文(最低24週のRCT)を対象とするシステマティックレビュー・メタ解析を行った。

結論

長鎖ω3使用とT2D診断・HbA1c・FBS・空腹時血中インスリン値との間に有意な関連は認められなかった。長鎖ω3投与量 >4.4 g/d以上の場合、不良アウトカムと関連する可能性があった。エビデンスの質が低かったため、αリノレン酸・ω6・PUFAとT2D診断との関連は不明であったが、αリノレン酸投与量増は空腹時血中インスリン値を増す可能性があった。糖代謝に関しては僅少効果もしくは無効であった。

評価

このテーマに関する最新・最大のレビューであり、これらどのサプリにも推奨のエビデンスはない、ということになった。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)

Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)