EDACSスコアにより救急胸痛患者の半数が早期帰宅可能:系統的レビュー・メタ解析
The Diagnostic Accuracy of the Emergency Department Assessment of Chest Pain (EDACS) Score: A Systematic Review and Meta-analysis
背景
胸痛による救急受診は一般的で、胸痛患者を評価するためのリスクスコアが複数存在しており、Emergency Department Assessment of Chest Pain Score(EDACS)もその一つである。イギリスUniversity of ManchesterのBoyleらは、EDACSの診断精度と安全性に関する最新のエビデンスを評価するため、システマティックレビューとメタアナリシスを実施した。
結論
診断検査の正確性に関する8件の研究(n=11,578)、1件のランダム化比較試験(n=558)が対象となった。メタアナリシスでは、EDACSスコアの感度は96.1%、特異性は61.1%であった。患者の55.0%が早期帰宅が可能な低リスクに分類された。低リスク患者での30日MACE発生率は0.54%であった。
評価
EDACSで低リスクに分類され、心電図と連続トロポニンが陰性の場合、早期の帰宅が可能とされる(https://www.mdcalc.com/emergency-department-assessment-chest-pain-score-edacs)。本メタ解析は、EDACSの精度と安全性を保証するものである。


