心停止でのアドレナリン投与間隔:短い方が予後が良い?
The Association of the Average Epinephrine Dosing Interval and Survival With Favorable Neurologic Status at Hospital Discharge in Out-of-Hospital Cardiac Arrest
背景
心停止患者においては一回1 mgのアドレナリン投与が弱く推奨されているが、3-5分とされる投与間隔についてはデータによる裏付けがない。University of British ColumbiaのGrunauらは、Resuscitation Outcomes Consortium-Continuous Chest Compression試験の二次解析により、2回以上のアドレナリン投与を受けた心停止患者における投与間隔とアウトカムの関連を評価した(n=15,909)。
結論
アドレナリンの投与間隔は中央値4.3分であった。神経学的良好生存率は4.7%であった。平均投与間隔が3分未満の患者と比して、3-4分の患者では調整オッズ比0.44、4-5分の患者では0.26、5分以上では0.21で神経学的良好生存率が低下した。
評価
アドレナリンが神経学的良好生存率を向上させるのかは現在のところ不明なままであるが(http://doi.org/10.1056/NEJMoa1806842)、この研究ではCCC試験の二次解析から、投与間隔は短い方が良いのではないかという重要な示唆を引き出した。


