超加工食品のCVDリスクは明らか:Framingham Offspring研究
Ultra-Processed Foods and Incident Cardiovascular Disease in the Framingham Offspring Study
背景
超加工食品の心血管疾患(CVD)リスクに関する研究が蓄積されてきている。New York UniversityのParekhらは、Framingham Offspring コホート研究のCVD既往のない参加者 3,003名を対象に、超加工食品(NOVA分類)消費とCVDリスクの関連を評価した。
結論
参加者は平均7.5サービング/日の超加工食品を摂取しており、1日摂取食の1サービング増加ごとにhard CVD・hard CHD(冠性心疾患)・全CVD・CVD死亡リスクが、各7%・9%・5%・9%増加した。
評価
この問題に関する先行研究は主要なものが4つを数え、うち3件は「関連あり」としている。この研究はNOVA新分類システムを用いた初めてのものだが、再び関連を確認した。すでに問題は食品政策に移っている。


