日本のメタボ減らし特定保健指導健診は無意味
Association of the National Health Guidance Intervention for Obesity and Cardiovascular Risks With Health Outcomes Among Japanese Men
背景
日本では、2008年から主にメタボリックシンドロームを減らすことを目的として特定保健指導介入が行われてきた。Kyoto University(京都大学)のFukumaらは、同プログラム2013〜2018年参加男性74,693名のデータに基づき、このプログラムの効果を検証した。一次アウトカム・指標は、肥満度(体重・BMI・ウエスト周)と心血管リスクファクター(血圧・HbA1c・LDL-C)の変化である。
結論
プログラムには1年後部分的(体重・BMI・ウエスト周)一次アウトカム効果が見られたが、この効果は直ちに弱まり、3〜4年以後には有意差はなかった。血圧・HbA1c・LDL-Cに効果はなかった。
評価
1年後の体重減も0.3kgと小幅であり、特定健診に意味はほぼない、とみられる。Cochraneレビューも、17 RCTの結果から健診には心血管リスク低減に効果はない、と結論している(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30699470/)。