オーティコン補聴器、 「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」(通称:超福祉展)に出展

オーティコン補聴器
2019年8月29日

~展示企画に先進補聴器、オーティコン オープンSを展示、シンポジウム企画では 「『聞こえづらい』を分かりやすく【VRで伝える難聴と補聴器テクノロジー】」について対談~

110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡)は、NPO法人ピープルデザイン研究所(代表理事:須藤 シンジ氏)主催の「2020年渋谷。超福祉の日常を体験しよう展 (2019年9月3日~9日)」(通称:超福祉展)に出展致します。オーティコン補聴器(以下、オーティコン)の当イベントへの参画は今年で3回目となります。超福祉展は障がい者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年1週間程度渋谷ヒカリエを中心に開催されています。体験型イベント、展示、シンポジウム開催を通じて、従来の福祉の枠に収まらないアイデアやデザイン、テクノロジーの展示や体験を提供しています。今年も弊社は展示ブースの出展とシンポジウムに参画致します。



今回オーティコンの参画するトークセッションは、9月5日に開催予定です。聞こえは形のないもので、家族や親しい間柄でも、聞こえに悩む方の聞こえの状態を理解しにくいことが現状です。難聴者の聞こえづらさが体験できる「DeafVR(デフVR)」を開発した牧村 正嗣氏とオーティコン補聴器 プレジデント 木下 聡による対談を予定しています。伝えづらい「聞こえ」の問題から、日本の小児難聴を取り巻く状況と課題についてなど、幅広い内容でお届けする予定です。

展示ブースでは、当社の先進補聴器「オーティコン オープンS(以下、オープンS))」を展示いたします。オープンSは2016年に発売された「オーティコン オープン(以下、オープン)」を更に進化させ、ハウリングが起こる前に事前に検知抑制する機能が搭載された画期的な補聴器です。 ハウリング抑制により音量が下がらないため、ユーザーに常に快適な聞こえを提供できます。オープンはそれ以前までの指向性を脱却し、ユーザーに360°の自然な聞こえをお届けする補聴器として、補聴器市場にパラダイムシフトを起こしてきました。世界初のインターネット接続を可能にし、IoT(モノのインターネット)に対応した補聴器としても注目を集めています。オープンが実現する周囲360°の聞こえを再現したVR(バーチャルリアリティ)と難聴者の聞こえづらさを疑似体験できる難聴VRも当社の展示ブースにて体験いただけます。

今回の参画に際し、オーティコン補聴器 プレジデント 木下 聡は次のように述べています。
「昨年、超福祉展のシンポジウムにおいて『最先端ウェアラブルデバイスとしての補聴器』として弊社製品をご紹介し、様々な方から大きな反響をいただきました。補聴器をより身近なものと感じてきていただき、生活にとけ込ませるためには、難聴者を取り巻く周りの理解も非常に重要です。今年のシンポジウム企画では、聞こえづらさをVRで表現する、Deaf VR(デフ VR)の製作者、牧村 正嗣氏をお招きし、対談を行います。Deaf VR(デフ VR)製作のきっかけや製作にあたっての開発秘話などもお聞きしたいと思います。会場の皆様に最先端のテクノロジーや聴覚ケアに関する最新情報についてお伝えし、聴覚ケアの現状、今後の課題について理解を深めていただくきっかけとなれば幸いです」

当社は今後とも誰もが生き生きとした人生を送れる、共生社会の実現に貢献すべく、難聴や補聴器の理解につながる活動に積極的に取り組んで参ります。

「2020 渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」について

障がい者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと2014年より一週間、渋谷ヒカリエを中心に開催を続けている展示会です。

思わず「カッコイイ」「カワイイ」と使ってみたくなるデザイン、大きなイノベーションを期待させてくれる「ヤバイ」テクノロジーを備えた福祉機器の展示・体験に加え、従来の福祉の枠に収まらない魅力的なプレゼンターたちが登場するシンポジウム、多彩なワークショップなど、さまざまな企画を展開してきました。



オーティコン補聴器出展内容
■展示
難聴VR体験
オーティコン オープンVR
従来の補聴器の指向性機能から脱却し、周囲360°に広がる世界のVR(バーチャルリアリティ)をストーリー性のある内容で疑似体験いただけます。従来の補聴器の聞こえと、オープンの周囲360°の聞こえの違いを体験いただけます。


<オープンVRの内容について>
ある実業家夫婦の奥様の誕生日祝いでの食事会の風景。10名以上の参加者の中、あなたは夫婦の息子として食事会の席に座っています。 最初に従来の補聴器をつけているという設定で、食事会での音の聞こえを体験いただきます。次に、360°の聞こえを実現する、オーティコン オープンをつけているという設定で、同じ食事会での音の聞こえかたの違いを体感いただきます。

難聴VR
高度難聴、軽度・中等度の難聴の聞こえを体験いただけます。 賑やかなカフェでの店員さんとの会話を再現した、カフェ編と道路の端を歩行中に横を通過する車を再現した道路編、2つのシーンを体感いただきます。

テーマ: VR(バーチャルリアリティ)で体験できる難聴者&先進補聴器の世界
展示内容: 製品コンセプト動画、最新補聴器、オーティコン オープンS展示
VR体験: オーティコン オープンVR、難聴VR
展示期間 :上記、超福祉展開催期間中(9月3日~9日 11:00~20:00)
展示場所 :渋谷ヒカリエ 8階「8/(ハチ)」イベントスペース

※その他シンポジウム等詳細は掲載元をご覧ください。

【お問い合わせ先】
オーティコン補聴器 ソリューションマーケティング部 (PR担当: 木下、山地)
TEL:044-543-0615/ FAX:044-543-0616/ E-mail:info@oticon.co.jp

企業サイトURL
http://www.oticon.co.jp/
ニュース・プレスリリース
https://www.oticon.co.jp/aboutus/info/2019/20190829

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