検査画像の「PHR」サービスを始めました
- 株式会社エムネス
- 2019年2月15日
霞クリニックから報道機関のみなさまへ
検査画像の「PHR」サービスを始めました
私ども霞クリニックは2019年2月、CT・MRIの検査画像を受診者ご本人に還元するPHR(Personal Health Record)サービスを始めました。受診者がパソコンやスマホで、自分の検査画像を閲覧できる仕組みです。こうしたPHRを提供するのは、おそらく広島県内で初めてです。報道機関のみなさまにご取材いただければ、大変ありがたく存じます。
Q:PHRとは?
医療データを、病院ではなく、本人が管理・活用できる仕組みです。現状、医療データは病院ごとに管理しているため、ほかの病院を受診した場合、過去に他院を受診した際のデータが全く生かせません。過去に受診した人間ドックのデータも生かせません。そこで私どもはデータをクラウドに保存し、受診者本人が自分のパソコンやスマホでいつでも見られるシステムを開発しました(開発元は株式会社エムネス)。
Q:過去のデータがなぜ必要なのか?
写真は、ある受診者の胸のCT画像です。右が今回の検査、左は3年前の検査です。矢印の先の影にご注目ください。3年前と比べて色が濃くなっており、肺がんだと強く疑われます。今回の画像を見ただけでは、ここまで強く疑うことは困難です。過去の画像と比べることによって、より的確な診断が可能になり、見落とす危険性も抑えられます。
Q:PHRを使うための手続きは?
霞クリニックで検査した際、IDとパスワードを作っていただきます。手続きはそれだけ。利用料もいただきません(インターネット通信料金はご本人負担)。あとは、どこか病院を受診した際、スマホを持参して医師に画像をお見せください。夜間に救急病院を受診した時などにもご利用ください。データはクラウド上にずっと保存されますし、霞クリニックを受診されるたびに新たなデータが追加されます。
こちらの動画で使い方などをご紹介しています。Https://youtu.be/FjEvO-fST8M
取材いただければありがたく存じます。
霞クリニック
広島市南区東雲本町1-2-27
082-282-0033
担当:上田eco.ueda@mnes.org
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