成長ホルモン分泌異常による疾患の迅速診断を支援 「エクルーシス試薬 IGF-1」発売のお知らせ
- ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
- 2018年5月1日
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、 成長ホルモンの分泌異常を反映するIGF-1の血中濃度測定用キット「エクルーシス試薬 IGF-1」を5月8日に発売します。
IGF-1(インスリン様成長因子I)は、成長ホルモン(GH)の成長促進作用を仲介する物質で、主に肝臓で産生され、その血中濃度はGHの分泌異常を反映しています。先端巨大症(末端肥大症)やGH分泌不全性低身長症などのGH分泌異常による疾患の診断やモニタリングには、GHとIGF-1の血中濃度が用いられます。
「エクルーシス試薬IGF-1」は、電気化学発光免疫測定法(ECLIA法)を測定原理とし、当社の自動分析装置を用いて、10μLという微量の検体量でIGF-1を18分で迅速測定します。弊社で既に発売している「エクルーシス試薬 hGH」を使用することで、GHも同時に測定することが可能です。
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、今後も臨床的な価値の高い製品を提供することで、検査の効率化に貢献してまいります。
【製品特長】
10μLの微量検体でワンストップ自動測定
電気化学発光免疫測定法(ECLIA法)により18分で迅速測定
成長ホルモン(GH)との同時測定が可能
【製品概要】
(1) 希望販売価格(税抜)
100テスト用 160,000円
(2) 保険点数
230点 (D008-42)
(3) 対応機種
既に発売済みの当社検査機器「cobas e 411」、「cobas 6000(e 601)」、「cobas 8000(e 602)」、「MODULAR ANALYTICS(E170)」を用いて自動測定が可能。
「cobas 8000(e 801)」用の専用試薬は夏までに発売予定
- 企業サイトURL
- http://www.roche-diagnostics.jp/
- ニュース・プレスリリース
- http://www.roche-diagnostics.jp/news/18/05/01.html
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