自動分析装置JCA-BM6010 G typeを販売開始

―省スペースモデルに多機能と使いやすさを凝縮した自動分析装置―

日本電子株式会社
2017年4月27日

日本電子株式会社(代表取締役社長 栗原 権右衛門)は、医用機器関連の自動分析装置BioMajesty™シリーズにJCA-BM6010 G typeを追加し、2017年4月より販売を開始しました。

■開発の背景
本自動分析装置は、健康診断等で馴染みのある血糖やコレステロール等、血液・尿中の各種成分を測定する装置です。
当社は、1996年のJCA-BM12開発以来、BioMajesty™シリーズを販売し、反応液量の微量化と高速処理により、検査センターをはじめ多くの医療機関から高い評価と信頼を得てシェアを伸ばしてきました。
このたび発売するJCA-BM6010 G typeは、従来製品JCA-BM6010の優れたコンパクト性と微量分注技術を継承し、分析条件の最適化により更なる高いコストパフォーマンスを実現。また、汎用試薬でも専用試薬と同等の試薬管理が行なえる機能を搭載し、検査業務の効率化を果たしました。
JCA-BM6010 G typeは2017年6月17日(土)から開催される「第66回日本医学検査学会」(開催地:幕張メッセ国際会議場・国際展示場7ホール(千葉県千葉市))にて初展示を行う予定です。
当社は、お客様の様々なニーズに応えることで、臨床検査業務の効率化を図り、迅速かつ信頼性の高いデータを診療側に提供することで患者支援に貢献し続けてまいります。

■主な特長
1.コンパクトな設計とアーム形オペレーションコンソール(オプション)の採用により、省スペースと使いやすさを実現しました。
2.試薬管理機能の搭載により、汎用試薬での利便性を向上しました。
3.緊急検体割込みポートとスマートスタート機能により、迅速かつ簡易な測定が可能です。
4.電解質自動分析装置(オプション)は、最大600テスト/時(最大200検体/時)の測定を可能とし、比色分析の最大800テスト/時と合わせて最大1,200テストを実現。また、HbA1c測定システム(オプション)の搭載により、HbA1c単項目分析において、クラス最高の最大400テスト/時の高速処理を実現しています。

■主な仕様
【処理能力】生化学最大800テスト/時,電解質(オプション)最大600テスト/時
【同時分析項目数】最大100項目(電解質分析時103項目)
【分析法】比色法、反応速度法、CRA法、IMA法等多種類
【検体】
・検体分注量:1〜25μL/テスト(0.1μLステップ)
・希釈率:1〜300倍(HbA1c測定時は1〜200倍)
・検体供給部:84検体、検体IDバーコードリーダー,保冷部(専用希釈液、キャリブレーター、コントロール):61種,STATポート,外部搬送ライン対応(オプション)
【試薬】ターンテーブル方式(試薬バーコードリーダー)
・試薬分注量:5〜300μL
・試薬庫:ターンテーブル2基、各37容器
・試薬容器:20mL、40mL、70mL
【反応ディスク】ターンテーブル方式
・反応容器:プラスチック(光路長10mm)
・反応液量:80〜430μL
・反応時間:3,4,5,10,15分(項目毎に設定可)
・撹拌】回転往復攪拌方式
【寸法】分析部:1,220(W)×850(D)×1,108(H)mm
【操作部】650(W)×610(D)×1,100(H)mm
【質量】約450kg
【消費電力】最大2.6kVA

【オプション】
・電解質自動分析装置
・HbA1c測定システム
・アーム形オペレーションコンソール
・タッチパネル
・ラックハンドラー
・外部搬送接続
・純水製造装置

■本体標準価格
36,000,000円

■販売予定台数
100台/年間


製品情報は掲載元をご覧ください。

企業サイトURL
https://www.jeol.co.jp/
ニュース・プレスリリース
https://www.jeol.co.jp/news/detail/20170427.1860.html

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