「人工内耳」の新しい形 KANSO®サウンドプロセッサ 販売開始

〜装用者のライフスタイルをよりアクティブに〜

株式会社日本コクレア
2017年10月2日

株式会社日本コクレア(本社:東京都文京区、代表取締役社長:清水博行、以下日本コクレア)は、新しい人工内耳サウンドプロセッサである「KANSO®サウンドプロセッサ、以下KANSO」について、平成29年7月6日の医療機器製造販売承認の取得、平成29年8月1日の保険収載を経て、平成29年10月2日より販売を開始致しますのでお知らせ申し上げます。

KANSOは、これまでの耳掛け型サウンドプロセッサとは違い、プロセッサ本体を耳に掛ける必要がなく、装用者の利便性を追求した、新しいタイプのコイル一体型サウンドプロセッサです。この度新しく承認されたKANSOには、以下の特長があります。

目立たない:KANSOは小さくて軽いコイル一体型サウンドプロセッサで、頭部に心地よくフィットし、落ちにくい設計です。髪にそっと隠れ、髪の色に合せて8色から選べるので、装用が目立ちません。
シンプル:ボタン1つで、オン/オフができ、操作が簡単です。
最新の技術:KANSOに搭載されているSmartSound®iQが、周囲の状況に合せて自動でシーンを選択します。これにより最適な聴こえを実現し、聴くことによる疲労が軽減されます。


シンプルでありながら最新の技術を兼ね備え、軽量化とコンパクト化を実現した、装用者のライフスタイルをよりアクティブにするサウンドプロセッサです。
日本コクレアは、今後も医療機器の提供を通して、聴覚ソリューションのグローバルリーダーとして、装用者の皆さまのクオリティー・オブ・ライフの向上に貢献してまいります。


【製品概要】
KANSO®サウンドプロセッサ
販売名:KANSO サウンドプロセッサ
医療機器製造販売承認番号:22900BZX00220000
販売開始:平成29年10月2日

【SmartSound iQ(スマートサウンドアイキュウ)について】
KANSOには、聴取環境を識別し周囲の音に合せて最適な聴こえに自動調節するSmartSound iQが搭載されています。
SmartSoundiQには、音楽、静寂下、風、話し声(雑音下)、話し声、雑音の6つのシーンが設定されています。これらは人工内耳の装用者の皆さまが、聴こえにくいと感じた声に基づいて設定されました。
SmartSound iQが自動で聴取環境を識別するので、最適な聴こえを実現し、装用者の聴くことによる疲労が軽減されます。


【人工内耳の聴こえについて】
1.体外装置であるサウンドプロセッサのマイクロホンが音を拾い、拾った音をデジタル信号に変換します。
2.デジタル信号は、送信コイルを通じて皮膚の下にあるインプラントに送られます。
3.インプラントは、受信したデジタル信号を電気信号に変換し、蝸牛に挿入されている電極に送ります。
4.インプラントの電極が蝸牛の聴神経を刺激し、この刺激が脳に送られて、音として認識されます。


■コクレア社(Cochlear Limited)及び日本コクレアについて
日本コクレアは、オーストラリア・シドニーに本社を置くコクレア社(Cochlear Limited)の日本法人として1989年に設立され、同社が製造・販売する人工内耳システムおよびBaha®骨導聴力活用型インプラントシステム、その関連製品の日本における輸入・販売を行っております。

難聴の治療については、病院の先生にご相談ください。難聴の状態に応じたアドバイスを受けることができます。弊社製品はすべて、病院の先生からの指示がなければ使用できません。国によってはご利用になれない製品もあります。詳細ついては日本コクレアまでお問い合わせください。
Cochlear, コクレア, Hear now. And always, Kanso, SmartSoundおよび楕円形のロゴは、Cochlear Limitedの商標または登録標章です。

【お問い合わせ先】
株式会社日本コクレア マーケティング部 椙田聖子
電話:03-3817-0241(代表) FAX:03-3817-0245 E-mail:ssugita@cochlear.com

最新ニュース・プレスリリース