ベックマン・コールター 生化学自動分析装置の主力機「DxC 700 AU」を発売

試薬管理機能を強化し、日常の検査をさらに効率的に

ベックマン・コールター株式会社
2017年3月30日

ベックマン・コールター株式会社(本社東京都 代表取締役 ダイアグノスティックス事業担当:ヤング・サイキョン)は、中小規模病院市場などの検査室で使用される生化学自動分析装置の分野において、新製品「自動分析装置 BECKMAN COULTER DxC 700 AU」を 2017年4月5日(水)に発売します。既に米国では3月に先行発売されており、4月の日本での発売以降、順次、欧州・アジアなどグローバルに発売していきます。

■製品の概要
今回発売する「DxC 700 AU」は、全世界で5,000台以上を販売した主力機 「AU680」の後継機で、"これまでの良いところはそのままに。さらに新しく、つかいやすく。"をキーワードに、AUシリーズ及びシンクロンシリーズ(DxCシリーズ)を使用されているお客様の要望を数多く反映しています。

検査室での日常の検査ワークフローを意識し、新開発のサブ・ワークスペースを搭載したワイドな新画面では最小限の回数での快適な操作性を実現しているほか、試薬切れを予防する画面モニタや分析中の試薬追加機構を搭載するなど試薬管理機能を大幅に強化し、分析途中の試薬補充等のわずらわしさからお客様を解放します。もちろん、従来のAUシリーズ同様に汎用試薬ボトルに対応しています。

また、従来からの工具を一切使用しないイージーメンテナンス性は、消耗部品の改善や日々の保守項目数を絞り込み、さらにオンラインサポート「PROService」を使用することで、強力にお客様をバックアップします。さらに、臨床検査室に対する国際認定基準であるISO 15189を意識した機能を搭載しており、現行のAUシリーズを使用されているお客様はもちろん、新たに「DxC 700 AU」に触れる方にも、これまでにない高い信頼性と操作性・簡便性を体感いただける自動分析装置です。

■主な特長
1.さらにつかいやすく(ユーザビリティの向上)
2.24インチのワイドな新画面
3.試薬管理機能の強化(測定中の試薬追加機構の搭載など。汎用試薬ボトル対応)
4.消耗品のさらなる改善
5.オンラインサポート「PROService」への対応
6.ISO 15189を意識した機能の搭載

■仕様
方式:シングルライン・マルチテスト、オープンディスクリート方式
分析法:エンドポイント法、レイト法、フィックスド法、電極法(オプション)
同時分析項目数:63項目(電解質測定含む。汎用試薬ボトル対応)
処理能力:最大800テスト/時、オプションISEユニット接続時 最大1200テスト/時
オンラインサポート:PROService対応
製造販売届出番号:13B3X00190000047 一般医療機器(特定保守管理医療機器、設置管理医療機器)

■国内発売日
2017年4月5日(水)

■製品写真

企業サイトURL
http://www.beckmancoulter.co.jp/
ニュース・プレスリリース
http://www.beckmancoulter.co.jp/press/170330.html

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