JCA-BM8000Gシリーズ(2,400〜7,200テスト/時 自動分析装置)の販売開始

高速処理、高いコストパフォーマンスとユーザビリティ向上を実現

日本電子株式会社
2013年10月10日

日本電子株式会社(代表取締役社長 栗原権右衛門)は、医用機器関連の自動分析装置BioMajesty™シリーズに新たに高速大量分析を追求したJCA-BM8000Gシリーズを開発、10月1日に販売を開始しました。

■開発の背景

本自動分析装置は、健康診断などでなじみのある血糖やコレステロールなど、血液・尿中の各種成分を測定する装置です。弊社のBioMajesty™シリーズは1996年のJCA-BM12開発以来、JCA-BM2250、JCA-BM6050など、反応液量の超微量化と超高速処理を実現してきました。現在では血液中の100種類以上の成分を測定することができ、検査センターや病院等、市場より高い評価を得てシェアを伸ばしてきました。
今回、従来のJCA-BM8000シリーズの改良を行い、大型機市場をターゲットに高速処理、高いコストパフォーマンスに加え、簡便な操作性等ユーザビリティの向上を追求したJCA-BM8000Gシリーズを開発しました。

■主な特長

これまでのBMシリーズで実績のある検体前希釈ユニットと超薄型セル(幅2.5mm、光路長5mm)の採用により、反応液量50μLでの測定を可能とし、従来機種同様に高精度データの提供を実現しています。
1モジュール1,200テスト/時、最大6モジュールの連結が可能で、規模に応じて2,4,6モジュールのラインナップから選択できます。検査項目に応じ分析モジュールが選択されるため、処理能力を低下させることなく運用が可能です。同時分析項目数も1モジュールあたり100項目となり、多項目の分析を可能としています。
電解質ユニット(オプション)は最大600テスト/時(最大200検体/時)のユニットを最大3ユニットの搭載が可能で、生化学分析の最大7,200テスト/時と合せて最大9,000テスト/時の高速処理を実現しています。

■主な仕様











本体標準価格

75,000,000円(BM8020G)
122,000,000円(BM8040G)
175,000,000円(BM8060G)

初年度販売予定台数

50台/年間

企業サイトURL
http://www.jeol.co.jp
ニュース・プレスリリース
http://www.jeol.co.jp/news/detail/20131010.597.html

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