フィリップス、世界最大の女子マラソン*1「名古屋ウィメンズマラソン」をオフィシャルサプライヤーとして 国内マラソン大会最多*2のAED 135台でサポート

株式会社フィリップス・ジャパン
2014年2月5日

 株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:  ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、3月9日に愛知県名古屋市で開催される「名古屋ウィメンズマラソン2014」のオフィシャルサプライヤーとして、今年もマラソンコース沿道にAED(自動体外式除細動器)を適正配置し、ランナーの安全をサポートします。

 フィリップスは2012年の第1回大会から「名古屋ウィメンズマラソン」をAEDでサポートしており、3年目となる今年も、国内マラソン大会最多となる135台のAEDで安全な競技運営をサポートします。

 近年、マラソンのようなスポーツにおいて、選手の安全を支えるのにAEDのサポートは不可欠なものとなっています。マラソンで最も懸念されることの1つが突然の心停止です。突然の心停止を起こした人の救命の可能性は時間の経過とともに低下するため、ただちに胸骨圧迫などの心肺蘇生を行い、AEDを使用した救命処置を行うことが非常に重要となってきます。

 「名古屋ウィメンズマラソン」は第1回大会より、医学博士 野口 宏 氏(愛知県救急医療情報センター 統括センター長)を部会長とする医療部会を設置し、円滑な救急医療体制の構築に努めています。本部会は、「心肺停止傷病者に対し速やかな救命処置を行うことにより、現場での心拍再開を図る」を成果目標の一つに掲げ、突然の心肺停止傷病者に対する対応として「発見から30秒以内の通報」「発見から1分以内の胸骨圧迫の実施」「発見から3分以内の除細動の実施」の3つを行為目標に定めています。フィリップスはこの「発見から3分以内の除細動の実施」を実現するため、日本国内のマラソン大会で最多となる135台のフィリップス社製AEDを、コース沿道に500メートル置きに配置し、安全な競技運営をサポートします。

 なお、フィリップスは、「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」を構成するもう1つのマラソン大会「名古屋シティマラソン」も、同様にAEDでランナーの安全をサポートします*3

 フィリップスは今後とも、世界的なAEDのリーディングカンパニーとして、継続的に日本におけるAEDの普及・啓発・適正配置に努め、より安全な日本の社会の構築に貢献してまいります。

*1 2012年の第1回大会には13,114人が参加、世界最大の女子マラソンとして「ギネス世界記録」に認定。2013年は14,554人が参加し、記録を更新しました(名古屋ウィメンズマラソン公式Webサイトより)
*2 「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知実行委員会」調べ
*3 「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」は、「名古屋ウィメンズマラソン」、「名古屋シティマラソン」、「マラソンEXPO」の3イベントにより構成されています





AED取り扱いについての注意点
・AEDを設置した際は、AED管理者が、製造販売業者の推奨する保守点検を実施するとともに、AEDの常時使用可能な状態の確認をしてください。電極パッド、バッテリの使用期限の確認、および期限内の交換の実施を確実に行ってください。(電極パッドは使い捨てのため、再使用は禁止されています。)
・製品に同梱された表示ラベルは、電極パッド、バッテリ等の消耗品の使用期限がわかるように本体またはキャリングケース、キャビネット等のわかりやすい位置に設置してください。表示ラベル等が添付されていない場合は販売業者へ連絡してください。
・以下の場合は管理者が製造販売業者へ連絡してください。
- 不測の事態が発生したとき
- 譲渡するとき(高度管理医療機器等販売業の許可業者に限る)
- 廃棄するとき
・8歳未満の小児に対する成人用(標準)モードでのAED の使用は、小児用パッドあるいは小児用キーによる小児用モードを備えたAED が近くにない等、やむを得ない場合に限り使用してください。また、小児に使用する場合には、2 枚のパッドが触れ合わないよう特に注意してください。
・ 添付文書を必ずお読みください。
AEDは救命処置のための医療機器です。AEDを設置したら、いつでも使用できるように、AEDのインジケータや消耗品の有効期限などを日頃から点検することが重要です。製造販売業者または販売業者が、設置者の保守管理の手間を軽減する独自のサービスをご用意しております。お客様のご都合に合わせて、これらを利用し、いつでもAEDが使える状態にしておいてください。


日本におけるフィリップスについて
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成されています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、フィリップス・レスピロニクス合同会社と合わせて約1,700名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp)

ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2013年の売上は233億ユーロ、世界100ヵ国以上に約115,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)

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