堀場製作所と欧米向け生化学自動分析装置(JCA-BM6010/C)の販売提携に合意
- 日本電子株式会社
- 2016年2月25日
日本電子株式会社(代表取締役社長 栗原権右衛門)と株式会社堀場製作所(代表取締役会長兼社長 堀場厚)は、当社製の生化学自動分析装置(JCA-BM6010/C)の欧米における販売提携に関して2月10日に合意しました。当社は、当該生化学自動分析装置を「HORIBAブランド」として欧米で販売します。両社での提携は初めてで、当社は欧米市場での事業展開を強化します。
■生化学自動分析装置の用途
生化学自動分析装置は、血液が固まった時に上澄みとしてできる淡黄色の液体成分(血清)や尿を検体とし、試薬と反応させ、糖やコレステロール、タンパク、酵素などの各種成分の測定を行います。健康診断や受診時の血液検査に使用され、腎臓機能や肝臓、胆のう機能や栄養状態、コレステロールなどが検査され、病気の早期発見や診断、治療の効果や予後の推定等を示す客観的なデータとして活用されます。米国では薬物中毒などの血液検査にも用途が広がっています。
■株式会社堀場製作所について
自動車計測機器、環境用計測機器、科学計測機器、医用計測機器、半導体用計測機器の製造販売。分析・計測に関する周辺機器の製造販売。分析・計測に関する工事、その他の建設工事ならびにこれらに関する装置・機器の製造販売
本社:〒601-8510 京都市南区吉祥院宮の東町2
資本金:120億1千1百万円(2015年12月31日現在)
連結売上高:1,708億9千8百万円(2015年度)
グループ従業員数:6,831名(2015年12月31日現在)
代表取締役会長兼社長:堀場厚
■JCA-BM6010/Cについて
この装置は高速・微量測定を特長とするBioMajesty™シリーズのコンセプトを継承した、コンパクトな生化学自動分析装置です。超微量分析にこだわり1μLサンプリングでの分析が可能です。自動溶血機構によりHbA1cの分析も可能です(オプション)。
【主な仕様】
最大処理能力:1,200テスト/時間(電解質測定ユニット付)
同時分析項目数:最大103項目(同上)
- 企業サイトURL
- http://www.jeol.co.jp
- ニュース・プレスリリース
- http://www.jeol.co.jp/news/detail/20160225.1442.html
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