フィリップス、高画質と低被ばくを両立する新型CT装置「Ingenuity CT」(インジェニュイティー・シーティー)の販売を開始

株式会社フィリップス・ジャパン
2011年4月7日

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は4月より、新型CT装置「Ingenuity CT」の販売を開始しました。

この「Ingenuity CT」は、アーチファクトを抑制する機能に優れ、さまざまなCT検査において質の高い画像を提供することを可能にする、新しくデザインされた128スライスCT装置です。第4世代の逐次近似法として開発されたiDose4(アイドーズ・フォー)と呼ばれる機能とのインテグレーションにより高画質と被ばく低減の両立を実現し、演算処理スピードにおいても「RapidView IR」(ラピッドビュー・アイアール)と呼ばれる新しいリコンストラクターを搭載することで大幅なスピードアップを可能とします。操作コンソールは直感的に操作可能なユーザーインターフェースを有しており、患者スループットの向上やスムーズな検査を支援します。さらに新しいX線管球「MRC iCE」(エムアールシー・アイス)が搭載されることによりウォームアップの時間が不要となり、装置の信頼性も更に向上します。これらにより、広い臨床領域で診断能と検査効率の向上が期待されます。
「Ingenuity CT」の国内初年度の販売台数は約20台を見込んでいます。

株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 代表取締役社長 ダニー・リスバーグは、「フィリップスは、高画質と低被ばくを両立する「Ingenuity CT」を加え、お客様の求める幅広いニーズに応えられるラインアップを展開し、お客様の更なる満足度向上に努めて参ります」と述べています。

「Ingenuity CT」のメリット

・アーチファクトを抑制した高画質の取得
・ノイズの少ない高分解能画像の取得
・画質を落とさず最大80%*の被ばくを低減
・最速16枚/秒を実現する画像演算処理速度によるスループット向上
・直感的な操作を可能とするユーザーインターフェースによる検査効率向上
・ウォームアップ時間を必要としない新しいX線管球によるスムーズな検査

* 自社調べ。当社従来製品との比較

「Ingenuity CT」の詳細については、下記ホームページをご参照ください。
(http://www.healthcare.philips.com/jp_ja/products/ct/products/Ingenuity_CT_scanner/index.wpd)


■日本におけるフィリップスについて

ロイヤル フィリップス エレクトロニクスは、1953年にフィリップス製品の日本市場への輸出を開始しました。2008年に呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、2010年にフジ・レスピロニクスは組織および社名を変更し、フィリップス・レスピロニクス合同会社となりました。
現在、株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成され、フィリップス・レスピロニクス合同会社と合わせ、約1,600名の従業員を擁し、全国約75ヶ所に事業所を展開しています。
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp)


■ロイヤル フィリップス エレクトロニクスについて

ロイヤル フィリップス エレクトロニクス(本社:オランダ、NYSE:PHG, AEX:PHI)は、タイムリーな革新を通じて人々の生活の向上を目指し、多様化する健康とやすらぎを提供する企業です。ヘルスケア、ライフスタイル、ライティングにおける世界のリーダーとして、お客様の視点やブランドプロミスである"sense and simplicity(センス アンド シンプリシティ)"に基づいて、お客様の視点に立ったテクノロジーとデザインを融合させたソリューションを提供します。世界60ヶ国以上に119,000人の従業員を擁し、2010年の売上は254億ユーロで、心臓病ケア、急患治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新しい照明のアプリケーションのマーケットリーダーであると同時に、薄型テレビ、男性用シェーバーやグルーミング、ポータブルエンターテインメントそして、オーラルヘルスケアなど、人々にやすらぎや喜びをもたらすライフスタイル製品においても強いリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)

■将来予想に関する記述について

このプレスリリースにはフィリップスの将来の業績、財務状況、事業活動の結果や事業計画に関する「将来予想に関する記述」が含まれています。「将来予想に関する記述」はその性質上、将来起こりうる様々な事象や状況の変化によってもたらされるリスクや不確実性を伴うものであり、それにより、「将来予想に関する記述」で述べた内容や暗示した記述と実際の結果や事象は実質的に異なる可能性を含んでいます。

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本件に関するお問い合わせ:
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 広報部 代表 TEL 03-3740-4561

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ヘルスケア事業部 お客様窓口 TEL 0120-556-494

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