血液ガス分析装置「ラピッドポイント500」を新発売

使いやすさと精度管理を追及し、1台で臨床と検査室の両方のニーズに応える

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
2011年10月17日

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社(本社:東京都品川区、社長:コン・グリラキス)は、使いやすさと精度管理を追及し、臨床と検査室の両方のニーズを満たす血液ガス分析装置「ラピッドポイント500」(届出番号:13B1X10041000027)を発売しました。

「ラピッドポイント500」は、手術室やICUなどの1秒を争う臨床現場で求められる使いやすさをさらに追求し、同時に検査室が求める精度管理のニーズを満たします。オプションのラピッドコムデータマネジメントシステムを使用することにより、院内各所に設置されている血液ガス分析装置を遠隔から一元管理し、効果的な機器および消耗品管理、迅速なトラブル対応、さらには管理コストの削減が可能となります。また、測定項目にはラクテートが追加される予定です。

■使いやすさを追求した「ラピッドポイント500」の特徴
・タッチスクリーンによるわかりやすい操作
・内蔵ビデオガイダンスで操作方法をサポートします。
・サンプル吸引時はハンズフリーで操作。専用シリンジやキャピラリー測定用アダプターは不要です。
・クロット検知機能・自動プローブ洗浄により、つまりを防止し、確実で安全な測定を実現します。
・内蔵バーコードリーダーで患者IDやオペレーターIDを片手で素早くスキャンできます。
・USBポートの搭載により検査結果やイベントログのバックアップが簡単に短時間でできます。
・ガスボンベや個別の電極交換が不要のメンテナンスフリーカートリッジを使用しています。

■「ラピッドコムデータマネジメントシステム」とは
手術室、ICU、中央検査室、病棟など複数に点在している血液ガス分析装置をネットワークにて一元管理することができるシステムです。接続機器のモニターやコントロール、トラブル管理、試薬残量管理などの遠隔操作が可能であり、また接続機器の制度管理データ、ログデータ等の一括管理、保存も可能です。LIS/HISへの接続がシンプルになるため、管理コストの削減にも貢献します。

■<参考資料>「ラピッドポイント500」測定項目一覧

※ラピッドポイント500の製品詳細については掲載元をご覧ください。

■シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクスについて
シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス(株)は、検体検査における革新的な製品群、総合的なソリューション、高品質なサービスと万全のサポート体制で臨床検査をサポートし、早期発見・診断・治療・ケアまでのヘルスケアにおいて、患者様にとって最適な医療の実現を目指します。免疫/生化学検査、血液学検査、細菌の同定/薬剤感受性検査、糖尿病検査、尿検査、血液ガス分析、新生児スクリーニング、さらに環境検査に至る多様な製品を検査の現場にお届けします。
www.siemens.co.jp/diagnostics

■シーメンスヘルスケアセクターについて
シーメンスヘルスケアセクターは、ヘルスケア産業における世界最大のサプライヤのひとつであると同時に、画像診断、体外診断、医療情報テクノロジー、そして補聴器において業界をリードしています。
シーメンスは、予防、早期発見、診断、治療、アフターケアまで、患者ケアのすべてを包括する製品及びソリューションを提供しています。また、シーメンスはワークフローを最適化することにより、ヘルスケアサービスをより早く、より高品質かつ低コストで提供します。
シーメンスヘルスケアでは、4万8,000人以上の社員が在籍し、世界中で活動しています。2010年度(2010年9月30日に終了)ヘルスケアセクターの売上高は124億ユーロ、営業利益は7億5,000万ユーロでした。詳しい情報は、www.siemens.com/healthcare/でご覧いただけます。

【お問い合わせ先】
シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
マーケティング部 マーケティングコミュニケーション
北條直子
Email:naoko.hojo@siemens.com
お客様支援センター
TEL:0120-543-455(平日9:00〜18:30/土・日・祝日休)

メディカルオンライン プロダクト製品情報

最新ニュース・プレスリリース