外科手術中の肺癌病変特定を支援するためCytaluxの適応を拡大
FDA approves imaging drug to help identify lung cancer lesions
要約
FDAは、外科手術中に特定困難な肺癌病変の特定を支援するために、術前投与診断薬Cytalux (pafolacianine)の適応を拡大した。
詳細
FDAは、外科手術中の特定が困難な肺癌病変の特定を支援するため、Cytalux (pafolacianine:葉酸受容体α結合蛍光剤)の適応を拡大した。卵巣癌病変の特定支援のために、2021 年 11 月に承認されているものである。投与前2日間は葉酸摂取を控え、術前に患者静脈内投与される。今回の適応拡大は、肺癌患者の参加した多施設・無作為・オープンラベル臨床試験(NCT04241315)の結果に基づく。一般的な副作用には、注入関連反応・悪心・嘔吐・腹痛・紅潮・消化不良・胸部不快感・かゆみ・過敏症があり、胎児毒性のリスクがある。