大腸菌由来アスパラギナーゼ使用不可のALbL ・ALBL患者の治療のためにRylazeを承認

FDA Approves Component of Treatment Regimen for Most Common Childhood Cancer

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要約

FDAは、大腸菌由来アスパラギナーゼにアレルギーのある急性リンパ芽球性白血病およびリンパ芽球性リンパ腫患者の治療のためにRylaze（asparaginase erwinia chrysanthemi (recombinant)-rywn）を承認した。

詳細

FDAは、大腸菌由来アスパラギナーゼにアレルギーのある急性リンパ芽球性白血病およびリンパ芽球性リンパ腫患者の治療のために、Rylaze (asparaginase erwinia chrysanthemi (recombinant)-rywn：Erwinia chrysanthemi 由来アスパラギナーゼ)を承認した（オーファンドラッグ指定）。同疾患患者では、約20％に大腸菌製剤へのアレルギーがあるとみられ、通常の大腸菌由来アスパラギナーゼは使用できない。この承認は、同過敏症があるかまたは中和抗体産生による不活性化が見られる102名の患者が参加した臨床試験の結果に基づく。一般的な副作用には、過敏症・膵毒性・血栓・出血・肝毒性があった。