RET融合遺伝子を有する転移性非小細胞肺癌(NSCLC)患者の治療のためにGAVRETOを迅速承認
FDA approves pralsetinib for lung cancer with RET gene fusions

公表日
2020-09-04
カテゴリー
PRODUCT APPROVALS -Drug-
製品名
GAVRETO (pralsetinib)
企業名
Blueprint Medicines Corporation
国内製品名
国内一般名
国内企業名

要約

FDAは、RET融合遺伝子を有する転移性非小細胞肺癌(NSCLC)患者の治療のためにGAVRETO(pralsetinib)を迅速承認した。

詳細

FDAは、RET融合遺伝子を有する成人の転移性非小細胞肺癌(NSCLC)患者の治療のためにGAVRETO(pralsetinib:RETキナーゼ阻害剤)を迅速承認した。FDA承認済みコンパニオン診断キットで陽性となった患者が適応で、同キットLife Technologies Corporation社のOncomine Dx Target (ODxT) Testも同時承認された。本承認は、次世代シーケンシングや蛍光in situハイブリダイゼーションなどでRET融合遺伝の確認された患者が参加した、多施設・マルチコホート・オープンラベル臨床試験(ARROW:NCT03037385)の結果に基づく。検査異常を含む一般的な副作用には、AST上昇・ヘモグロビン低下・リンパ球減少・好中球減少・ALT上昇・クレアチニン上昇・アルカリホスファターゼ上昇・疲労・便秘・筋骨格痛・カルシウム低下・高血圧・ナトリウム低下・リン低下・血小板減少があった。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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