糞便移植(FMT)を受けた患者における、死亡を含む重篤な感染症事例を公表
Fecal Microbiota for Transplantation: Safety Alert - Risk of Serious Adverse Events Likely Due to Transmission of Pathogenic Organisms

公表日
2020-03-12
カテゴリー
PRODUCT SAFETY -Drug-
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国内企業名

要約

FDAは、C. difficile感染症治療のために糞便移植(FMT)を受けた患者における、死亡を含む重篤な感染症事例を公表し、注意喚起する。

詳細

FDAは、糞便移植(FMT)を受けた患者における重篤な感染症発生に関する6事例を公表し、注意喚起する。患者は、標準治療の奏効しないC. difficile感染症治療のためにFMTを受けた6名であり、異なるドナーからのFMT製品で2名が腸管病原性大腸菌(EPEC)感染症を発症した。また、単一ドナーからのFMT製品で4名がシガトキシン産生大腸菌(STEC)感染症を発症し、うち2名が死亡した。ただし、STEC感染症が死因かどうかは不明である。

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