全身性強皮症患者の間質性肺疾患(SSc-ILD)治療のために、Ofevを初承認
FDA approves first treatment for patients with rare type of lung disease
要約
FDAは、全身性強皮症患者の間質性肺疾患(SSc-ILD)治療のために、Ofev(nintedanib)を初承認した。
詳細
FDAは、全身性強皮症患者の間質性肺疾患(SSc-ILD)治療のために、Ofev(nintedanib:チロシンキナーゼ阻害/抗線維化薬)を初承認した(オーファンドラッグ指定)。本承認は、576名の同疾患患者が参加したRCTの結果に基づく。副作用には、重篤なものとして肺炎があり、胎児毒性にも注意が必要である。一般的な副作用として他に、下痢・悪心・腹痛・嘔吐・肝障害・食欲減退・頭痛・体重減少・高血圧があった。同薬は2014年に特発性肺線維症(IPF)成人患者の治療のため承認済みで、安全性プロファイルは、既知のものと同じだった。