菌状息肉腫・セザリー症候群患者治療のためにPoteligeoを承認
FDA approves mogamulizumab-kpkc for mycosis fungoides or S?zary syndrome

公表日
2018-08-08
カテゴリー
PRODUCT APPROVALS -Drug-
製品名
Poteligeo (mogamulizumab-kpkc)
企業名
Kyowa Kirin, Inc.
国内製品名
国内一般名
モガムリズマブ(遺伝子組換え)
国内企業名
協和発酵キリン株式会社

要約

FDAは、成人の再発性・難治性菌状息肉腫・セザリー症候群患者治療のためにPoteligeo(mogamulizumab-kpkc)を承認した。

詳細

FDAは、全身療法を受けたことがある成人の再発性・難治性の菌状息肉腫(MF)・セザリー症候群(SS)患者治療のためにPoteligeo(mogamulizumab-kpkc:抗CCケモカイン受容体4[CCR4]ヒト化モノクローナル抗体)を承認した。本承認は、同患者372名が参加した、vorinostat(ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬)を実薬対照とするオープンラベル無作為化多施設臨床試験(NCT01728805)の結果に基づく。一般的な副作用には、発疹・急性輸液反応・疲労・下痢・筋骨格痛・上気道感染があった。重篤な有害反応では感染症が最も多く、他に皮膚障害・自己免疫による合併症・造血幹細胞移植に伴う合併症があり、添付文書で警告されている。本剤は、orphan drug指定を受けている。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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