原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)患者の治療にKeytrudaを承認
FDA approves pembrolizumab for treatment of relapsed or refractory PMBCL
要約
FDAは、再発性・難治性PMBCL(原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫)患者の治療のために、Keytruda(pembrolizumab、PD-1阻害薬)を承認した。
詳細
FDAは、再発性・難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(Primary mediastinal large B-cell lymphoma: PMBCL)の成人・小児患者の治療に、Keytruda(pembrolizumab、PD-1阻害薬)を承認した。この承認は、同患者53名の参加した多施設・オープンラベル・単一群試験KEYNOTE-170(NCT02576990)に基づく。試験中の一般的な有害反応には、筋骨格痛・上気道感染・発熱・疲労・咳・呼吸困難・下痢・腹痛・悪心・不整脈・頭痛があり、投薬の中止・中断やステロイド療法に至った患者もいる。