Xリンク低リン血症性くる病患者の治療のためにCrysvita を初承認
FDA approves first therapy for rare inherited form of rickets, x-linked hypophosphatemia

公表日
2018-04-17
カテゴリー
PRODUCT APPROVALS -Drug-
製品名
Crysvita (burosumab-twza)
企業名
Ultragenyx Pharmaceutical Inc.
国内製品名
国内一般名
国内企業名

要約

FDAは、稀な遺伝性疾患であるXリンク低リン血症性くる病(XLH)患者のための初の治療薬として、Crysvita(burosumab-twza)を承認した。

詳細

FDAは、1歳以上のXリンク低リン血症性くる病(XLH)患者の治療のために、Crysvita(burosumab-twza:抗FGF23抗体薬)をOrphan Drug承認した。XLHは稀な遺伝性疾患でビタミンD製剤は無効であり、同薬はXLH患者のための初の治療薬となる。その安全性・有効性は4つの臨床試験で検証された。成人での一般的な副作用には、背痛・頭痛・むずむず脚症候群・ビタミンD減少・目眩・便秘があった。小児での一般的な副作用には、頭痛・注射部位反応・嘔吐・ビタミンD減少・発熱があった。ブレークスルー治療指定薬である同薬を開発したUltragenyx Pharmaceutical Inc.にはRare Pediatric Disease Priority Review Voucherが与えられ、後に別製品で優先審査を受けることが可能になった。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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