海外ジャーナルレビュー : 「看護」

清浄間欠自己導尿における尿路感染症予防のための持続的低用量抗菌薬投与(ANTIC)法へ患者の態度は
Participant experiences of clean intermittent self-catheterisation, urinary tract infections and antibiotic use on the ANTIC trial - A qualitative study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護
ジャーナル名:International Journal of Nursing Studies
年月:May 2018
巻:81
開始ページ:1
【背景】
清浄間欠自己導尿(CISC)で大きな問題となる尿路感染症(UTI)予防のために、持続的低用量抗菌薬投与(ANTIC)法が提案されているが、患者の受け取り方はどうか。英国Glasgow Caledonian UniversityのMcClurgらは、1日1回低用量抗菌薬投与の有効性をRCTにより検証するANTIC(Antibiotic treatment for intermittent bladder catheterisation)研究参加者(n=26)にインタビューを行い、患者の経験と抗菌薬レジメンに対する認識・態度を記述する定性研究を行った。
【結論】
インタビューにより3つのトピックが浮かび上がった。1) CISCおよびUTIの経験(常態化・負担感)、2) UTI治療のための抗菌薬に対する態度(無感心・抗菌薬耐性への懸念)、3) 持続的低用量抗菌薬服用の経験(習慣的行動と支援者の説明力)。抗菌薬使用を確信をもって受け入れるかどうかは、その有用性・必要性・有効感に基づいていた。多くの場合、医師の勧めがこれらの意見に影響を与えていた。
【評価】
CISC・UTIに関する経験にも、抗菌薬使用に関する態度にも大きな個人差があるが、耐性菌への懸念は実質的である。ANTIC法を採る医療者はこの点に関する説明責任がある。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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