海外ジャーナルレビュー : 「救急医療」

救急の低リスク肺塞栓患者を帰宅させる
Emergency Department Discharge of Pulmonary Embolus Patients [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:救急医療
ジャーナル名:Academic Emergency Medicine
年月:May 2018
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
肺塞栓症の患者は従来入院加療により管理されてきたが、現在では低リスク患者は外来管理可能と考えられている。Baylor College of MedicineのPeacockらは、Hestia基準で低リスクと判断された救急肺塞栓患者を、リバーロキサバンを処方のうえ帰宅、または通常ケアに割り付ける多施設ランダム化試験を実施した(n=114)。
【結論】
初回在院時間は、早期帰宅群4.8時間・通常ケア群33.6時間であった。90日総在院時間も各19.2時間・43.2時間と、帰宅群で短縮した。90日まで出血・静脈血栓塞栓症再発・死亡イベントは発生しなかった。総費用は、帰宅群1,496ドル・通常ケア群4,234ドルであった。
【評価】
NOACの登場により低リスクPEは外来管理可能な疾患となった(https://doi.org/10.1164/rccm.201512-2494OC)。Hestia基準で低リスクの患者では、早期退院により安全にコストを削減できる。
関連するメディカルオンライン文献


大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(救急医療)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)
おすすめ書籍:メディカルブックセンター
今日の治療薬 2018

今日の治療薬 2018
出版社:南江堂

4,968 円(税込)

ポケット医薬品集 2018年版

ポケット医薬品集 2018年版
出版社:南山堂

5,076 円(税込)

今日の治療指針 2018年版 デスク判

今日の治療指針 2018年版 デスク判
出版社:医学書院

20,520 円(税込)

小児気管支喘息治療・管理ガイドライン 2017

小児気管支喘息治療・管理ガイドライン 2017
出版社:協和企画

4,536 円(税込)

メディカルオンライン イーブックス
Medical Online English Site