海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

トリメタジジンPCI後使用の効果を否定:EudraCT
Efficacy and safety of trimetazidine after percutaneous coronary intervention (ATPCI): a randomised, double-blind, placebo-controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:The Lancet
年月:September 2020
巻:396
開始ページ:830
【背景】
抗狭心症薬トリメタジジンは、PCI後患者に有益ではないか。イタリアUniversity of FerraraのFerrariら(EudraCT)は、この仮説を検証するRCTを行った(対照:プラセボ、n=6,007)。対象は待機的・緊急PCI成功確認患者であり、使用薬は標準療法に追加された。一次有効性エンドポイントは、心臓死・心イベント入院・持続/再発性狭心症(要投薬/CAG)の複合である。
【結論】
追跡期間中央値47.5ヵ月で、トリメタジジンの一次エンドポイント効果を認めなかった。有害事象に差はなかった。
【評価】
同薬は抗狭心症効果ではESCII a推奨だが、PCI後標準レジメンへの追加効果はなかった。PCI成功後の狭心痛患者への最適薬は未定のままである。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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