栄養障害型表皮水疱症(DEB)に外用遺伝子治療B-VEC登場:GEM-3
Trial of Beremagene Geperpavec (B-VEC) for Dystrophic Epidermolysis Bullosa
背景
Beremagene geperpavec(B-VEC)は、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)ベース局所遺伝子治療薬で、VII型コラーゲン(C7)をコードするCOL7A1を細胞送達してC7タンパク質を修復する。
アメリカStanford UniversityのMarinkovichら(GEM-3)は、遺伝子確認栄養障害型表皮水疱症(DEB)患者31名(生後6ヵ月以上)を対象として、同薬の効果・安全性を検証する第3RCTを行った(対照:プラセボ, 26週)。一次エンドポイントは、6ヵ月時点での治療創の完全治癒である。
結論
B-VECの一次エンドポイント効果を認めた(差46パーセントポイント)。創カバー交換時の疼痛強度の低下もみられた。有害事象は瘙痒・悪寒等であった。
評価
外用ゲルという点はもとより、HSVベクター利用という点でも先進的な遺伝子治療である。患者サイトでは、This Really is a BIG BANG for DEBとしており(https://patientworthy.com/2021/12/08/really-big-bang-dystrophic-epidermolysis-bullosa/)、急速な承認が見込まれる。


