PDE4B阻害薬BI 1015550、特発性肺線維症で第2相をクリア
Trial of a Preferential Phosphodiesterase 4B Inhibitor for Idiopathic Pulmonary Fibrosis

カテゴリー
その他
ジャーナル名
The New England Journal of Medicine
年月
June 2022
386
開始ページ
2178

背景

BI 1015550は、PDE4Bの選好阻害薬である。
イタリアPoliclinico Universitario A. GemelliのRicheldi らは、特発性肺線維症患者147名を対象として、同薬の効果・安全性を検証する第2相試験を行った(対照:プラセボ)。一次エンドポイントは、12週でのFVCのベースラインからの変化である。

結論

BI 1015550の一次エンドポイント効果を認めた(絶対差中央値 88.4 mL)。最高頻度の有害事象は下痢であった。

評価

IPFに対しては、抗線維化薬アプローチが主流だったが、COPDとの連想からPDE4阻害も有力視されてきた。PDE4B選好的阻害薬の第2相突破は注目すべきブレークスルーである。

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取り上げる主なジャーナル(その他)

The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Journal of the American Medical Association (JAMA)、British Medical Journal (BMJ)、Annals of Internal Medicine (Ann Intern Med)