新機軸の免疫抑制経口BTK阻害薬rilzabrutinib、ITPで第3相に到達
Rilzabrutinib, an Oral BTK Inhibitor, in Immune Thrombocytopenia
背景
Rilzabrutinibは、新規ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)経口阻害薬で、主にFcγ受容体を介するマクロファージ活性化と抗体産生を抑制する。Massachusetts General HospitalのKuterらは、治療抵抗性免疫性血小板減少症(ITP)患者60名に対し、同薬の効果・安全性を検証する第1・2相試験を行った。一次エンドポイントは、安全性と血小板応答(血小板数が少なくとも2回連続で50×103/mm3以上、かつレスキュー薬なしでベースラインから20×103/mm3以上増加)である。
結論
同薬最高用量使用患者の40%で、血小板応答一次エンドポイントを達成した。毒性は低グレードであった。
評価
新概念の経口免疫抑制薬が第3相に到達した。喘息・アトピー性皮膚炎等でも検証が進んでいる。


