Pfizer COVID-19 ワクチンの小児使用を担保
Evaluation of the BNT162b2 Covid-19 Vaccine in Children 5 to 11 Years of Age

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
The New England Journal of Medicine
年月
January 2022
386
開始ページ
35

背景

12歳未満小児へのCOVID-19Pfizerワクチンの有効性・安全性は。Pfizer社のGurtmanらは、生後6ヵ月〜11歳の小児に 同ワクチンを21日間隔で2回接種する第1〜3相試験の結果を報告している(第2・3相のn=2268;対照:プラセボ)。各相で安全性・免疫原性・有効性を検証した。

結論

第1相での反応原性・免疫原性確認結果に続くに第2・3相試験でワクチンの有効率90.7%を認めた。安全性プロファイルは良好で、ワクチン関連重篤有害事象は報告されなかった。

評価

CDCによる小児使用許可(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/recommendations/children-teens.html)の基礎となったデータの正式公表版である。公刊時点では5〜11歳児での有効性・安全性を確実とした。データはオミクロン株サージ以前のものである。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

Oncology Nursing Forum, International Journal of Nursing Studies