新規「神経プロテーゼ」AIで完全麻痺患者の内部言語を復元
Neuroprosthesis for Decoding Speech in a Paralyzed Person with Anarthria
背景
構音障害患者の脳波を文字言語に変換するAIの開発が加速している。University of CaliforniaのChangらは、脳幹梗塞にる構音障害・痙性四肢麻痺を有する患者に対する最新バーションを発表した。硬膜下感覚運動皮質領域上に高密度の多電極アレイを埋め込み、患者が50語の語彙セットから個別単語を発する際の皮質活動を48セッション22時間記録した。深層学習アルゴリズムを用いて皮質活動パターンから単語を検出・分類するモデルを作成した。全文復元のために、先行単語から次単語を推測する自然言語モデルを併用した。
結論
開発デバイスは、センテンスをリアルタイムで 中央値15.2語/分で読み取り、エラー率中央値は25.6%であった。単語の分類精度は47.1%で、81週の研究期間を通じて安定していた。
評価
ここ数年間で急進している領域で、リーダーグループによる最新の開発である。このレベルの完全麻痺患者の「内語」を復元したのは初めてで、著者らは高密度化が重要であったとしている。


